鳥栖高人物録

各分野で活躍する、鳥栖高校の先輩を紹介します

木下 晴香(きのした はるか)平成29年卒(第69回生)

高校在学中に全日本歌唱力選手権歌唱王(日本テレビ)の決勝に進出。その後、小池修一郎演出のミュージカル「ロミオ&ジュリエット」2017年公演に、オーディションでジュリエット役に抜擢され、好評を博した。
2018年5-6月には、同じく小池修一郎演出の帝国劇場ミュージカル「モーツァルト!」にモーツァルトの妻コンスタンツェ役で出演が決定。

吉松 育美(よしまつ いくみ)平成18年卒(第58回生)

2012年ミス・インターナショナルグランプリ受賞

2012年「ミス・インターナショナル日本代表」に選出され、沖縄県で行われた「ミス・インターナショナル世界大会」に出場。このコンクールにて日本人として史上初となるグランプリを受賞し、ミス・フォトジェニックとの2冠を手にした。鳥栖市で行われた凱旋パレードには、約1万3000人の人々が集まった。鳥栖高時代に佐賀県高校総体女子100mハードルで優勝、2012年には東京マラソンでフルマラソンにも挑戦するなど、アスリートとしての一面も持っている。

"どぶろっく" 江口 直人・森 慎太郎 平成9年卒(第49回生)

2015年 ビートたけしのエンターテインメント賞 日本芸能賞
2019年「キングオブコント2019」で優勝

♫もしかしてだけど〜、もしかしてだけど〜♪でお馴染みのお笑いコンビ。二人は保育園から小学校、中学校、高校、大学とずっと同級生で、高校時代はともにサッカー部に所属。大学卒業後、役者志望で上京していた森さんを江口さんが誘い、2004年9月コンビ結成。現在、テレビやラジオのレギュラー番組をはじめ、各方面でご活躍中です。

緒方 孝市(おがた こういち)昭和62年卒(第39回生)

元プロ野球選手(外野手)・広島東洋カープ監督

在学中は3年春の九州大会でベスト8、夏は全国高等学校野球選手権佐賀大会でベスト4。1986年広島東洋カープへ入団。 1988年に一軍出場を果たし、1991年には100試合以上に出場。1999年は初回先頭打者本塁打を8本放ち、日本タイ記録を作成。2年連続となる打率3割に加え、自己最多の36本塁打、4割を超える出塁率、さらに5年連続のゴールデングラブ賞を獲得。2009年現役引退後、野手総合コーチとして一塁コーチを経て、2013年から一軍打撃コーチ、2014年からは野手総合コーチを務め、2015年シーズンよりは広島東洋カープ監督に就任。
2年目の2016年シーズンには、25年振りのセ・リーグ優勝に導いた。

森田 久代(もりた ひさよ)※旧姓 福光 昭和53年卒(第30回生)

ロサンゼルスオリンピック女子走高跳日本代表

1977年の全国高等学校総合体育大会に1m78cmの記録で初優勝。高校卒業後、静岡県の大昭和製紙に入社。1979年のアジア陸上選手権(東京)で銅メダル獲得後、1981年のアジア陸上選手権(東京)では自己記録を更新する1m93cmのアジア新記録で優勝。1982年のニューデリーアジア大会では銀メダルを獲得した。1984年にはロサンゼルスオリンピックに日本代表として出場。引退後は地元の佐賀県に在住し、県の陸上大会で審判を務める。

西山 水木(にしやま みずき昭和51年卒(第28回生)

女優、演出家、劇作家

大学卒業後、劇団青年座に入団。退団後もあらゆる演劇シーンで活躍。1999年、国際的な活躍を目指すべく、ラ・カンパニーアンを結成。海外でも数多くの公演を果たし、高い評価を得る。ワークショップや演技指導など、トレーナーとして次代の才能の育成にも努めている。
初日通信大賞助演女優賞 受賞(1988/89)
第5回読売演劇大賞優秀女優賞 受賞(1997)

園田 英樹(そのだ ひでき)昭和51年卒(第28回生)

脚本家・演出家・小説家

明治大学政治経済学部卒。童話作家の森忠明に師事する。劇団『日本』にて、演出家、三原四郎に師事、脚本と演出を学ぶ。現在、ドラマ、アニメーションの脚本、作詩などを中心に、漫画原作、小説、ゲームシナリオ、舞台用戯曲、映画脚本を執筆しながら、自分の主宰する劇団帰燕風人舎では演出も担当している。 代表作に、テレビアニメシナリオ『ドラえもん』。劇場用アニメ映画シナリオ『ポケットモンスター』シリーズなど。鳥栖市立図書館名誉館長も務め、地元鳥栖で定期的にワークショップを開いている。

平野 國隆(ひらの くにたか)昭和40年卒(第17回生)

同窓会会長として鳥栖高校野球部監督して数々の功績を残されました。平成25年12月25日逝去

・昭和52年鳥栖高校野球部監督就任
・監督として、春1回(平成13年)、夏2回(昭和58年、平成14年)甲子園出場
・平成2年~平成22年度 同窓会副会長
・同窓会館(香楠会館)竣工にご尽力された。
・平成15年度、会報委員会を立ち上げ同窓会誌発行を提案。
・平成23年度、同窓会長就任
・平成24年度、会報発行収益の一部より学校支援費(在校生の部活動等を支援する費用)の新設を提案。
・平成25年度、定時制の閉課程に伴い、記念碑の寄贈および沿革の掲示を提案。

友清 和親(ともきよ かずちか)昭和37年卒(第14回生)

声楽家・トモキヨ音楽院院長

高校3年より声楽を始め、その年度の毎日新聞社主催学生コンクール独唱部門西日本大会で第1位になる。1968年国立音楽大学・同オペラ研究室を卒業し、1970年二期会研究生を修了。「トモキヨ音楽院」を設立後、イタリア国立「ヴェルディ音楽院」へ留学。数々のオペラへの出演を経て、NHK・FM「夕べのリサイタル」に出演、平成6年度NHK全国合唱コンクール全国大会の司会を務める。「夢みるヨット」「夏の日の贈りもの」など、中学生の為の指導者用CDに独唱、合唱を多数レコーディングしている。

角田 邦重(すみだ くにしげ)昭和36年定時制卒業

元中央大学学長 中央大学名誉教授
日本の法学者・労働法学者

鳥栖高校卒業後、1965年中央大学法学部法律学科卒業。同大学で法学部教授、法学部長などを歴任し、2002年から2005年まで、中央大学学長を務めた。2011年、中央大学定年退職。同名誉教授。この他、日本労働法学会代表理事や日独労働法協会会長なども務めた。
《主著》「労働者人格権の法理」、「労働法解体新書」、「新現代労働法入門 現代法双書」など

権藤 博(ごんどう ひろし)昭和32年卒(第9回生)

元プロ野球選手(投手、内野手)・監督
野球指導者、野球評論家

高校卒業後、社会人野球のブリヂストンタイヤに入社。都市対抗野球で好成績をあげいくつもの球団からスカウトされたが、最終的に読売ジャイアンツの誘いを蹴り1961年に中日ドラゴンズに入団。現役時代は「権藤、権藤、雨、権藤」という流行語が生まれるほど連日のように登板し、新人としては歴代最多勝となる35勝を記録する。現役引退後は、中日、近鉄、ダイエー、横浜で投手コーチを歴任し、横浜ベイスターズ監督就任1年目に38年ぶりのリーグ優勝、日本一へとチームを導いた。2013年からは東海テレビ・東海ラジオ解説者となり、さらに日刊スポーツの評論家も努める。
平成31年野球殿堂入り